紀州の民間療法記記(原文6)

紀州の民間療法記記(原文)

  1. 婦女の陰
  2. ニラ
  3. ツゲ
  4. ハコネシダ
  5. シーボルトミミズ
  6. キジの爪
  7. ウサギの手、モグラの手
  8. 初なすび、スベリヒユ
  9. コンニャク
  10. モグラの手 追記
  11. 菖蒲
  12. キンカン
  13. 琴の一の緒、白いアヒル、黒いチャボ
  14. サルカキイバラのキクイムシ、蜂蜜
  15. コバンザメの吸盤
  16. 蒔かずの稲の米
  17. ニワトリの頭
  18. イチジクの枝葉
  19. テリハノイバラの花
  20. 尾長糞蛆の黒焼き
  21. 病をきる
  22. 梅酢

6 キジの爪

 

 田辺の老人、身に刺立てて悩む時、雉の爪で掻くと出て来る。その跡へ即飯(い)と五倍子粉(ふしのこ)を練り合わせ貼りおく。かかる時の用意に薙の足を蓄えおく人あり。

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「紀州の民間療法記記」は『南方熊楠全集 第2巻』(平凡社)に所収。

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