柳田国男(やなぎた くにお)
柳田国男(1875年〜1962年)。日本の民俗学の創始者。
南方熊楠(1867~1941)との文通は1911年3月に始まった。柳田国男と柳田国男の往復書簡は、
『柳田国男・南方熊楠 往復書簡集〈上〉』 (平凡社ライブラリー)
『柳田国男・南方熊楠 往復書簡集〈下〉』 (平凡社ライブラリー)
に収められています。
南方熊楠の柳田国男宛書簡の一部は『南方熊楠コレクション〈第2巻〉南方民俗学』 (河出文庫)に所収。
柳田國男は熊楠のことを「日本民俗学最大の恩人」と述べ(「民俗学の恩人」『柳田國男全集』第32巻、筑摩書房)、さらには「日本人の可能性の極限かとも思い、また時としてはさらにそれよりもなお一つ向うかと思うことさえある」とも述べています(「南方熊楠」『柳田國男全集』第32巻、筑摩書房)。