劉向

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  • 劉向(りゅうきょう)

    劉向(紀元前77年〜紀元前6年)。前漢の学者、政治家。
    主な著作は『列女伝』『戦国策』『列仙伝』『神仙伝』など。



    劉向

    南方熊楠の手紙:浄愛と不浄愛,粘菌の生態,幻像,その他(現代語訳2)
    嚢成君、すなわち手をささげ、これを進めていわく、われ少(わか)き時またかつて色をもって長者に称せらる、いまがかつてりくに遇いてかくのごとく卒(あわ)てしことあらず、今より以後、願わくは壮少の礼をもって、謹んで命を受けん、と」〔劉向説苑』一一〕


    南方熊楠の随筆:十二支考 兎に関する民俗と伝説(その6)
    プリニウスいわく越後兎冬白くなるは雪を食うからと信ぜらると。何ぼ何でも雪ばかりじゃあ命が続かぬが、劉向の『説苑』一に弦章斎景公に答えた辞中、尺蠖しゃくとりむし黄を食えばその身黄にあおきを食えばその身蒼しとあれば、動物の色の因をその食物に帰したのは東西一轍と見える。


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