坂上田村麻呂

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  • 坂上田村麻呂(さかのうえ の たむらまろ)

    坂上田村麻呂(758年〜811年)。平安時代の武官。
    征夷大将軍になって、蝦夷を討って降しました。
    清水寺を建立し、後にその地を賜りました。
    娘の春子は桓武天皇の妃となり、葛井親王を産みました。



    坂上田村麻呂

    南方熊楠の手紙:"南方マンダラ",「不思議」について,その他(現代語訳1)
    むかし清水寺の大旦那田村将軍というものは、身長8尺に余り、起こるときは猛獣も恐れひれ伏したというが、その孫にあたる葛井親王というのが、9歳とかで、嵯峨帝の御前で的を射当てたところ、立ち上がって舞って喜び、親王を抱いて、「それがしは公の威により東夷を平らげ仲成を滅ぼしたが、それは年を積んだ上のことである。どうして親王の若く弱くしてこのような武功があるのに及びましょうか」と申したのを、人の親の子を思うほどあわれなことはないのだなあと、天皇も感嘆したという。


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