紀州俗伝(現代語訳10-11)

 ※本ページは広告による収益を得ています。

紀州俗伝(現代語訳)

  • 9-1 人柱
  • 10-1 弘法大師と麦
  • 10-2 客を呼ぶまじない
  • 10-3 灯花
  • 10-4 料理屋のまじない
  • 10-5 褐色の瞳
  • 10-6 字を書いた紙で
  • 10-7 トンビとカラス
  • 10-8 神子浜の手毬唄
  • 10-9 手毬唄の続き(田辺)
  • 10-10 神子浜の手毬唄の最後
  • 10-11 和歌山,田辺の手毬唄
  • 10-12 葬儀と魚
  • 10-13 荒神様畑を焼く

  • 10-11 和歌山、田辺の手毬唄

     

    手鞠
    Japanese folk art; Temari;手鞠 / Conveyor belt sushi

     和歌山、田辺ともに手毬を突いて上がって来るのを掴み手の甲に乗せずにそのまま突き下ろし、そうして突き続けるときの唄、「掴も、もーも、を喰わずにお辛気、お手で突いて、お膝で突いて、スッポンポン、1廻り」と唄い終わると同時にひとつ舞う。 また「掴も、もーも、を喰わずに死んで、お寺で鐘衝く法事鐘1廻り」という作り替えもある。

    back next


    「紀州俗伝」は『南方随筆』(沖積舎) に所収。

    Copyright © Mikumano Net. All Rights Reserved.