ヴォルテール

ヴォルテール（Voltaire）

ヴォルテール（1694年〜1778年）。啓蒙主義を代表するフランスの哲学者、作家。
本名はフランソワ＝マリー・アルエ（François-Marie Arouet）。

ヴォルテール

南方熊楠の手紙："南方マンダラ",「不思議」について,その他（現代語訳10）
フランスの18世紀のいわゆるヴォルテール、ルソーたちのは、これと異なり、まことに学者に似合わない、人の妻と親交する風習が大いに盛んであった。本夫もこれを咎めないのを美風としたのだ。gallantry〔ガラントリ〕という。これは、我が国の中古の和泉式部が夫ありながら道命阿闍梨と寝、敦貞親王に通わせなどしたようなことで、我が国にはあった

南方熊楠の随筆：十二支考 馬に関する民俗と伝説（その14）
ヴォルテールいわく、『聖書』に神自身を模して人を作ったと言うは大法螺（おおぼら）で、実は人が自身を擬（まね）て神を作ったんじゃと。