竜猛

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  • 竜猛(りゅうみょう)

    竜猛は、真言宗で付法第三祖、伝持第一祖とされる僧。

    竜樹と混同されるが別人。



    竜猛

    南方熊楠の手紙:"南方マンダラ",「不思議」について,その他(現代語訳33)
    もし仏とは仏陀円覚の意味であるというならば、仏教は釈迦だけに限らない。竜猛(りゅうみょう)のごときは、自分は謙遜して仏とは言わなかったが、じつは立派な仏である。

    南方熊楠の手紙:"南方マンダラ",「不思議」について,その他(現代語訳35)
    じつは竜猛(りゅうみょう)も仏である。馬鳴(めみょう)は第二仏といえる。また金粟もほとけであり、これは現世にいる(大乗では仏をムカデ1疋と見る。その一節一節がみずから活動し、全体を動かし、後節を導くものが、釈迦、竜猛、金粟であるのだ。3にして1、1にして3、争うまでもないことだ)。

    南方熊楠の随筆:十二支考 虎に関する史話と伝説民俗(その20)
    前のはなしに薄の葉で鋸き殺すとあるに似た例、『西域記』十に竜猛菩薩※(「りっしんべん+喬」、第3水準1-84-61)薩羅国こさらこくの引正王に敬われ長寿の薬を与えたので王数百歳経ても死なず、多くの子孫がお先へ失礼するを見て王妃がその穉子に説いて竜猛生きいる内は王死なず、汝王たるを望まば所用ありとて竜猛にその頭を求めよ慈悲深厚な菩薩故決して辞まぬだろと勧めた、穉子寺に詣り母の教えのごとく如来の前生身を授けて獣に飼い肌をいて鴿はとを救うた事など例多く引いて、我求むるところありて人頭を用いたいが他人を殺すと罪重ければ死を何とも思わぬ菩薩の頭をくれぬかと要せられ、さすがの一切智人も婦女の黠計かっけいに先を制せられてのがれ得ず、いたずらに我が身終らば汝の父もまた喪わん事こそ気懸りなれといって、手許に兵刃がないからあり合せの乾いた茅葉で自ら頸をねると利剣でり割くごとく身首処を異にし、王聞きて哀感しまた死んだと出づ。


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