木内石亭

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  • 木内石亭(きうち〔きのうち〕 せきてい)

    木内石亭(1725年〜1808年)。江戸時代の奇石収集家、本草学者。諱は重暁。
    著書に『雲根志』や『奇石産誌』 など。



    木内石亭

    南方熊楠の手紙:浄愛と不浄愛,粘菌の生態,幻像,その他(現代語訳9)
    これを疑う人々に会う度に、その人々の読書だけして自らその境に入らないのを憐れみ笑うだけである(弄石で名高かった木内重暁の『雲根志』を見ると、夢に大津の高観音と思われる辺に来て、一骨董店に葡萄石をつり下げているのを見て、さっそく試しにそこに行ってみたところ、やはりみすぼらしい小店に夢の通りに石をつり下げてあったため、買うことができたなどということがある。これをでたらめとした人は、その人が木内氏ほどそのことに熱心でないか、または脳作用が異なっていることによる、と小生は思う


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